TonTeenは当初、コロナ禍で思うような青春を送れなかった高校生たちの「失われた青春を取り戻したい」という想いによって スタートしました。
初年度の開催から今年で4年目。コロナも収束し、もう開催する必要がないのではないかとの意見もありましたが、 高校生たちより、コロナでの縛りがなくなったからこそTonTeenは「失われた青春を取り戻したい」という想いから脱却し、 今年からは、TonTeenを「新たな敦賀の文化や伝統」にしていきたいという想いに変わりました。 ※「新たな敦賀の文化や伝統」とは…若者と大人が協働し、敦賀というまちを盛り上げ、各々の地元敦賀への想いを高め、 社会人になった際に敦賀に戻ってきたいと思ってもらえるようにする。 今年の目標は、これから5年目、6年目と合同文化祭を開催するにあたり、大人(敦賀YEG)のサポートに頼らず、 企画・準備・開催まで、高校生実行委員メンバーとTonTeen卒業メンバーOB・OGが深く関わり、自らで「自走」し、 自分たちで合同文化祭を「継続」させるには、どうすれば良いかを頭に入れながら活動してもらいました。「自走」と「継続」、その為には次世代への引継ぎが大事となり、今年のTonTeenから1、2年生がメインで動き、 3年生は後輩たちをサポートすることにしました。※大人(敦賀YEG)は自走を目指す高校生が間違った方向に行かないようフォロー。 高校生実行委員メンバーは、昨年度より大幅に増えた50名が集まり、春に開催した第1回実行委員会には、昨年卒業したOB・OGも 参加し、自らの経験談やアドバイスを現役高校生メンバーに積極的に話している姿を見受けることができました。 運営方法として、高校生実行委員の組織は、高校生チーフ・副チーフ・書記の全体総括グループから枝分かれをし、各部門(ステージ・模擬店縁日・クラファン・広報/SNS/HP・総務監査)を設置し、それぞれに担当部署の大人を配置しました。 今年は実行委員メンバーが大勢の為、会議の為の会場の規模の問題もあり、部署別で会議をし、取り纏めた結果を 各部署リーダーで報告共有し合うリーダー会議を毎月おこない、本祭開催前に全員が集まる実行委員会を開催し当日に挑みました。 普段のやりとりについてはLINEはもちろんのこと、高校生が授業で使い慣れているGoogleスプレッドシートやGoogledriveを使用して 情報共有・資料作成をおこないました。スケジュールの確認はタイムツリー(アプリ)を各自使用して共有しました。
今年はTonTeenの自走にむけて、使用用途に制限がある市の補助金などに頼らず、クラウドファンディング1本でいくとゆう目標で スタートしました。予想を大幅に超える支援額となり文化祭を無事むかえることができました。 来年度へのスタートアップ資金も残すことができ、少しずつですが自走に繋がってゆければと思います。 また、FUKUIサブカルフェスも開催することができ、県内県外からの集客も呼び込むことができ、イベント当日は目標を大きく超える2500名の方に来場していただき、YouTubeの配信でも350名の方に視聴していただきました。今回、TonTeen実行委員メンバーとして参加してくれた高校生全員が積極的に活動しスキルアップに繋がったと感じております。 来年度の成長が非常に楽しみな高校生も発掘することができました。ただ普通に高校生活を過ごすよりも、1歩踏み出してTonTeen実行委員会に携われば新しい自分・仲間に出会える成長できる、TonTeenに携わって本当に良かったと思われる事業になればと思います。