令和7年2月15日
「日本商工会議所青年部第44回全国大会ほとめきFUKUOKAくるめ大会」にてYEG大賞の表彰が行われ、敦賀YEGは『敦賀市高校生合同文化祭TonTeen2024〜只今、青春中〜』で政策提言賞とグランプリを受賞しました。
TonTeenは、コロナ禍で思うような青春を送れなかった高校生たちの「失われた青春を取り戻したい」という想いから始まりました。
そして4年目となる今年、高校生たち自身の手で、「TonTeenを新たな敦賀の文化や伝統にしたい」という新たな目標へと進化しました。
今年は、TonTeenの“自走化”を大きな目標に掲げ、高校生たち自身が主体となる挑戦を進めました。
そのために、高校生たちにとっても高い壁がありました。
しかし、その壁を乗り越えようとする中で、高校生たちも目に見えてわかる成長を遂げました。
自分たちで考え、動き、協力し合いながら、より良いものをつくる。その過程こそが、彼らの成長につながると信じて。
悔しくて涙する高校生もいました。
それほどまでに本気で向き合い、全力で取り組んだ証です。
この経験が、きっと彼らの未来につながると信じています。
初代実行委員長 山形さんが、この合同文化祭を立ち上げ、2代目実行委員長 今村さんが、その流れを受け継ぎ発展させ、そして今年、私がそのバトンを引き継ぎました。
バトンを受け取ることは、ただ引き継ぐだけではありません。
それは、前任者の想いを背負い、さらに新しい未来へつなぐこと。
「青春を取り戻す」から「新たな敦賀の文化や伝統をつくる」へ。
私たちの役目は、過去を守ることではなく、未来を切り拓くことでした。
初めての実行委員長として立場、悔しいことも、苦しいことも、たくさんありました。
でも、ふと隣を見れば、いつも仲間がいました。
この事業に関わるすべての人が、同じ方向を向き、同じ想いを持って進んでくれたからこそ、ここまで来られたのだと思います。
そして、このバトンは次の世代へと託されます。
最後に、TonTeenに関わるすべての人に、心から敬意を評します。
実行委員長という立場ながら、今回の表彰の舞台に立たせてもらえたことに、心から感謝します。
最後まで走り抜くことができたのは、一緒に戦ってくれた仲間がいたからです。
みんながいたから、今日ここに立てました。本当にありがとうございました!
そして、我々敦賀YEGは、「街のプレイヤー」から「街のプロデューサー」へ。
これからも、地域の未来を創り続けていきます!
記事編集者:合同文化祭実行委員会実行委員長 米原拓郎